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自社創製、自社開発を目指す
前回のブログで、 海外大手を除く多くの製薬会社は、開発候補品を導入もしくは開発候補品を持つ会社を買収して、グローバル開発する「開発力で勝負する会社」と自社で開発候補品を作って、グローバル開発できる会社に導出する「研究力で勝負する会社」に二極化するのでは、...
2017年6月15日読了時間: 4分
研究力で勝負する会社、開発力で勝負する会社
経済財政諮問会議で薬価に関する議論が行われました。その詳細についてはこちら。要するに日本はこれ以上医薬品にお金は払えないから、ジェネリック医薬品を8割にし、新薬は画期的なものしか高い薬価をつけないっていう方針です。何をもって画期的とするかは難しいところですが、まあそれはさて...
2017年6月11日読了時間: 4分
革新的な新薬とは?
日本の薬価制度をどうするか?について経済財政諮問会議で議論されていたそうです。その中で「新薬創出加算」をどうするかについて話し合われたそうです。新薬創出加算とは 革新的な新薬の創出や適応外薬等の開発を目的に、 後発品のない新薬で値引率の小さいものに一定率まで...
2017年6月6日読了時間: 2分
製薬は成長産業?それとも斜陽産業?
5月23日の経済財政諮問会議の中で、塩崎厚生労働大臣が、 製薬産業は成長産業であるから、、、、、 という発言をされていたそうです(AnswersNews編集長さんツイート参照→こちら)。私はたまに製薬は斜陽産業みたいなことをブログに書くことがあります。これってどっちが正しい...
2017年6月3日読了時間: 3分
日本の製薬会社はもっとポスドクを採用すべき
今日もはりきって製薬業界の愚痴を書いていきます(笑)。今日言いたいことはタイトルにもある通り、 日本の製薬会社はもっとポスドクを採用すべきだ! ということです。ポスドク過剰問題を解決するためとかで言っているのではありません。こう言いたい一番の理由は...
2017年5月27日読了時間: 4分
これからの製薬研究員には中身を伴ったPhDが必須
製薬会社で研究員やってた頃、修士卒で入社した研究員の人たちは皆PhDを取りたがってました。でも一部の人だけがPhDとるために大学院に行けて、なかなか行けないで待ってる人もたくさんいました。PhD取ってから入社した私から見ると、何でみんなPhDを取りたがるのか分からなかったの...
2017年5月24日読了時間: 3分
日本から国内製薬会社の研究所が消える日
最近の武田薬品の動きを見ていると、国内研究所のダウンサイジングの流れが止まりません。過去に買収した海外の子会社の研究所(ミレニアムとか)をメインの研究所にしていく方針らしいです。国内の研究所はiPS研究所との共同研究と中枢神経系創薬に特化するみたいです。...
2017年5月21日読了時間: 3分
成長する製薬会社、伸び悩む製薬会社
昔からそうなのかもしれないが、最近のニュースを見てると、良いニュースが出る製薬会社は、毎度良いニュースだし、あんまり良くないニュースが出る製薬会社は、景気の良くないニュースが多い気がします。要は 製薬業界内の格差社会が拡大してる...
2017年5月18日読了時間: 2分
これからの創薬研究の主戦場はどこになるのか?
先日のブログでこれから製薬会社の研究というものが進んでいくシナリオについて書いてみました(こちら)。今回は、じゃあ創薬研究に携わりたいと思っている人たちは、これからどうしたらいいのか?について考えてみたいと思います。 まず、前回のブログと重複しますが、簡単に製薬会社の研究が...
2017年5月15日読了時間: 3分
効いている理由が不明な脳疾患の薬たち(薬作りの難しさ)
私は脳の病気の治療薬を作ることを目指してて、製薬会社で研究員やってた時もそれを目指して仕事してた訳ですが、脳の病気の治療薬ってほんとに特殊です。何がって、 効いてる理由が不明な薬が多い ってことです。そんなんでどうやって薬になったんだ?って思われるでしょうが、私も分かりませ...
2017年5月12日読了時間: 2分
産学連携の難しさ
日本の国家財政が厳しい状況が続いているため、大学の科学研究費捻出が難しくなってきています。資源を持たない日本でグローバルに戦うためには、科学技術力で勝負するしかないので、このままではまずいです。そこで企業のお金を大学に流そうという流れになっています。いわゆる 産学連携...
2017年5月9日読了時間: 3分
製薬研究職とはどんな仕事なのか?今後どんな仕事になっていくのか?
製薬会社で研究職として働きたい学生さんや他業種で研究していて製薬業界に興味を持っている人は、製薬研究員がどんな日常業務をしているのか興味があるのではと思います。実際には会社によって違いはあると思いますが、簡単に紹介したいと思います。...
2017年5月6日読了時間: 3分
製薬会社がバイオベンチャーを買収している理由
今年1月の話ですが、武田薬品がアリアドというアメリカの製薬会社を買収しました(詳細はこちらhttp://answers.ten-navi.com/pharmanews/8706/)。買収額は約6300億円。大きなお買い物です。高すぎるって批判も多くでてます(こちらとかhtt...
2017年5月3日読了時間: 4分
就職する製薬会社の選び方 ー製薬会社の2極化ー
このブログで以前取り上げましたが、日本の製薬会社のトップ、武田薬品が国内の研究所を大幅に改変して、かなりの研究部門を海外に移すという話が最近報道されて話題になりました。あの武田が!って感じですが、ほんとに薬が作れなくていろいろ苦しんでるみたいです。私が聞いた他の会社の話でも...
2017年4月30日読了時間: 3分
新しい技術(人工知能、iPS細胞、etc.)の創薬への応用
昨年辺りから人工知能の創薬への応用の話が非常に熱くなってきています。国内の新薬メーカーでも、ほとんどのところが人工知能に取り組んでいるという話を聞きました。私も人工知能の創薬への応用はこれから成果が出てくるだろうなと思い、いろいろ勉強しているところです。その一環で昨年とある...
2017年4月27日読了時間: 3分
「製薬会社の研究」と「大学の研究」の違い
時々思うのは、 数十年前の創薬研究者はどうやって薬作っていたんだろう? という疑問。今よりも疾患のことは分かってないことばかりだったし、実験技術も進んでなかったし。そんな中で薬を作ってたんだなーと感嘆します。現在使われている多くの薬が、そんな状況で作られてたという事実を考え...
2017年4月24日読了時間: 3分
製薬業界の未来予想図II
書くかどうか未定だと言っていた未来予想図II。書いてみました。でも前は「製薬研究職の未来予想図I」だったんですが、今回は 製薬業界の未来予想図II です。正確にはIIになってないですが。。。今回は 「日本の新薬メーカーは多い?」...
2017年4月21日読了時間: 3分
これからもっとクローズアップされるであろう残薬問題(製薬業界の危うさ)
最近、久光製薬が連結決算導入後、初の減収になったとのニュースがありました(こちら)。主力製品の一つであるモーラステープ(骨折や捻挫、打ち身の時に貼るシップです)の一回あたりの処方量が70枚までに制限されたことが響いたそうです。我が家でも昔捻挫した時にもらったシップが余ってま...
2017年4月18日読了時間: 3分
製薬研究職に必要なコミュニケーション力とは?
製薬業界に限らず、就活で重要なキーワードは コミュニケーション力 ですが、よく就活サイト、内定した人や採用担当者とか誰もが口を揃えて重要だよって言いますよね。私も製薬会社で働いた経験を持つものの一人として、確かに製薬研究職でもコミュニケーション力は重要だなって思います。とい...
2017年4月15日読了時間: 2分
製薬研究職ってどんな仕事をしてるのか?
製薬会社の研究職を目指す就活生の人たちは、製薬研究員ってどんな仕事をしてるのか興味があるんじゃないかと思います。イメージとしては、 創薬のシーズとなる創薬ターゲット分子を探す研究とか、構造活性相関を考えながら化合物をたくさん作るとか、ただひたすらにたくさんの化合物の毒性を評...
2017年4月12日読了時間: 3分
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