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ポスドク(大学研究者)から製薬研究職への転職(これからの製薬会社)
このブログでも何回か書いてきましたが、またポスドクから企業研究職(製薬研究員)への転職について書いてみたいと思います。 ポスドク・大学研究者の現状を見ていると、確かに「し烈」だなと思います。相当高いレベルの業績を短期間で出さないと安定したポストにつけない。国公立大は教授にな...
2017年3月3日読了時間: 3分
ブロックバスターのジレンマ(後編)
前回のブログではブロックバスターを出した会社が苦しんでいく過程を見ていきました。今回は ではなぜブロックバスターを出した会社から、次のブロックバスターが生まれないのか? について私の思うところを書いていきたいと思います。 まず、そもそも...
2017年2月28日読了時間: 3分
ブロックバスターのジレンマ(前編)
あなたは宝くじに当たったことはありますか?残念ながら私はないです。しかし、何億円という宝くじに当たった人のうちの多くが、そのお金のせいで人生を狂わせてしまった話はよく聞きます。それがほんとの話なのかどうか、分からないと思っていました。...
2017年2月25日読了時間: 3分
ターゲット分子決定は難しい
創薬ターゲット分子を決めるのは、創薬プロジェクトの最初のステップですが、ターゲット分子を選ぶ際に気にすることは、 そのターゲット分子を阻害することによる毒性出現 そのターゲット分子を阻害することによる薬効の効力 の2つです。...
2017年2月22日読了時間: 3分
新規メカニズムの薬ではダメな時代の到来
薬作りをしてると、新しいメカニズムの薬、今まで治療薬がなかった疾患の新規治療薬は注目されます。特に大学で研究してきた私は新規性というものに魅力を感じる癖があるので、ついつい新しいことに目が行きがちです。しかし、臨床の現場から見れば、新規性よりも...
2017年2月19日読了時間: 3分
創薬ターゲット分子の枯渇
製薬会社に入るまでは知らなかったけど、創薬ターゲット分子って意外と限られてます。多いのは、 チャネル・受容体・酵素・トランスポーター。 しかもほとんどはその阻害剤。 最近の技術まで見てみると、抗体医薬品では細胞外の蛋白ー蛋白間相互作用の阻害もできる。核酸医薬品で遺伝子の発現...
2017年2月16日読了時間: 2分
産学連携のポイント
アクテムラ(トシリズマブ) オプジーボ(ニボルマブ) は日本の大学が発見した業績を製薬会社が製品化したことによって生まれた、革新的医薬品です。長年言われてきた大学の成果の社会還元が成功した素晴らしい事例だと思います。これらの薬の成功もあり、近年は大学と製薬会社間の共同研究が...
2017年2月10日読了時間: 3分
古きをたずねて新しきを知る
新しい薬を作る方法として最近の主流は「疾患治療に関与する可能性がある創薬ターゲット分子を見つけ出し、それに作用する化合物を見つける」というターゲットベース創薬と呼ばれる方法です。この場合、ターゲット分子をどうやって見るけるか?がキーとなりますが、よく用いられる方法は、疾患サ...
2017年2月7日読了時間: 3分
うつ病と進化の関係
うつ病って 心の風邪 って言われるくらい、誰でもかかり得るし、かかる頻度が高めの病気です。だから、うつ病=風邪っていう例えは、的確な部分もあります。ただ、風邪って言うほど簡単には治らないし、一度病気になると再発のリスクがある大変な病気です。...
2017年2月4日読了時間: 3分
希少疾患の薬を作る
薬を作る仕事をしている人なら誰しも憧れる 治療薬がない疾患の薬を作る こと。もちろん簡単なことじゃないです。でも憧れます。最近FDA(アメリカの新薬承認機関)からスピード承認を受けて話題になった SPINRAZA(一般名ヌシネルセン)...
2017年2月1日読了時間: 3分
研究でもビジネスでも大事なこと・・・
今日は研究でもビジネスでも大事な ユニークさ について書きたいと思います。最後に今の製薬業界をぶった斬ります(何の実績もない奴が偉そうに)。 ちょっと時期遅れ的な話題になっちゃいますが、東工大の大隅良典栄誉教授がノーベル医学・生理学賞を受賞されましたね。その記者会見の時に、...
2017年1月29日読了時間: 3分
貼り薬最強説
こんにちは。吉田です。今日は薬の投与経路の話をしたいと思います。 以前、とある先生が講演の中で、 貼付剤(貼り薬のこと)が一番良い投与方法だ という話をされていました。一般的な薬の投与方法には ・飲み薬 ・注射や点滴 ・貼り薬 ・塗り薬 ・目薬...
2017年1月26日読了時間: 3分
治療薬がない疾患領域の薬を作る(非臨床におけるハードル編)
前回の記事、「治療薬がない疾患領域の薬を作る(臨床試験におけるハードル編)」の続きで、今回は「非臨床におけるハードル編」です。 この世の中には薬はいっぱいあるけれど、治療薬がない疾患領域はまだまだたくさんあります。創薬研究者としては、そういう疾患領域の薬を作ることが一番の目...
2017年1月23日読了時間: 3分
治療薬がない疾患領域の治療薬を作る(臨床試験におけるハードル編)
新薬を作ることを目指す研究者にとっては、治療薬がない疾患領域の治療薬を作るのは夢であり目標です。もちろん、患者さんも治療薬開発を強く望まれています。でも、今まで治療薬が作られなかったのには何らかの理由がある訳で、それをちゃんと理解した上で取り組まないとのちのち労力が無駄にな...
2017年1月20日読了時間: 3分
古いけどオンリーワンな薬
前回の「分子標的薬が主流な理由」の続きです。 前回のブログの中で「外国の大手製薬会社は分子標的薬によって分子と疾患という貴重な情報を集積している。日本の大手製薬会社も同じことをしているが明らかに差がある」というような内容の話をしました。そして「日本の製薬会社が海外大手に比べ...
2017年1月17日読了時間: 3分
分子標的薬が主流な理由
創薬の現在の主流は分子標的薬。これは低分子であっても一種類の分子にしか作用しない化合物を作るということです。例えば、EGFR阻害剤ならそれ以外のファミリー分子(ErbB2、ErbB3、ErbB4)にさえ作用しない化合物にする。そしてさらに、その化合物に+αで何らかの作用が乗...
2017年1月14日読了時間: 2分
実験動物とヒトの違いを意識する(スタチンのケーススタディ)
内資系製薬企業のS社が高脂血症治療薬を作っていた頃、青カビから単離した物質がHMG CoA還元酵素を拮抗阻害することを見つけました。しかし、その後の実験でこの物質が、ラットの血中コレステロールを下げる効果を持たないことが分かり、「これはおかしい」ということで開発が中断されて...
2017年1月11日読了時間: 3分
人工知能の創薬への応用
人工知能技術が大きく進歩してきているみたいですね。囲碁では人工知能AlphaGoが世界トップクラスの棋士に勝ちました。医療の世界でもIBMのWatsonが、最適な治療法を見つけ出し、医師に提案して患者さんの命を救ったというニュースがありました。これらのニュースで驚くのは、...
2017年1月8日読了時間: 3分
プラセボ効果・ノセボ効果
製薬会社で研究員してたから、当然のことながらプラセボ効果は知ってた。 プラセボ効果とは、偽薬を処方しても、薬だと信じ込む事によって何らかの改善がみられる事を言う。(Wikipediaより) 治験でも「プラセボ対象試験」とか言って、効果を見たい薬と比較するために、プラセボ薬と...
2017年1月5日読了時間: 2分
新薬を作るハードルが上がってきている。。。
少し前のブログにも書きましたが、新薬を作るハードルが昔より明らかに上がってきています。当局からなかなか承認されないっていうだけではなく、薬価がつかない。これまでの制度では、新薬は特許切れるまでは新薬加算とかついたりして優遇されてました。もちろん、ピカピカの新薬(ピカ新(死語...
2017年1月2日読了時間: 3分
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