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聴衆に「論理的思考力がある」と思われるプレゼンとは


就職活動や実際の仕事の現場では

論理的思考力が重要

と言われますし、実際そうだと思います。採用面接では面接官はプレゼンからも論理的思考力の程度を見ています。論理的思考力とは、

みんなが納得できるように説明する能力

だと思うので、プレゼンはそれを測るのにうってつけです。

では「論理的思考力がある」と思われるようなプレゼンはどうしたらいいのか?

説明する順序に気をつけましょう!

結果パートで言えば、実験A→実験B→実験Cの順序で説明していく場合、実験Aから湧いてきた次の疑問に応えるための実験B、その実験Bの結果から結論を言うためには足りない証明をするための実験Cという順序で結果が流れていけばOKです。そして、実験Aの結果を説明した後に、ちゃんとその結果から言えることと、湧いてくる疑問を明示し、それに応えるために実験Bを行ったと説明すれば、論理的です。

もし、実験A→実験C→実験Bという順序で説明した場合、最終的には同じ結果を見せるにも関わらず、実験Cの説明をしている段階で、説明の流れの悪さから論理的思考力がないと判断される可能性があります。実験Aの結果から出てきた一番の疑問にはすぐに答えるための実験Bという感じで行かないと、話が飛んでいる印象を受けてしまうためです。

イントロパートの説明でも同じことが言えます。報告されている論文の結果を並べながら、その中でまだ明らかになっていないことや、問題点を指摘していくのがイントロですから、説明の順序がおかしいと、「どうしてこの研究が必要なのか」も理解してもらえません。

説明の順序とはこれほど重要です。それぞれの実験結果が持つ意味、結論を導くためにその実験結果では足りない部分というものをしっかり洗い出し、聴衆がその実験結果を見た時に直感的に感じることは何か?を把握し、その上でどの順序で説明していくかを決めていきましょう。順序のパターンを何個か作って比べてみると、どう説明するのが一番論理的か分かりやすいかもしれませんね。

ご質問はお気軽にkenyoshida36@gmail.comまで。

 

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