top of page
検索

ポスドク→企業を目指す方へのアドバイス


今回の記事は、現在ポスドクをされていて、企業就職を目指されている方々へのプレゼンアドバイスです。

私のいた会社でもポスドク→企業のルートで入社された方が複数いらっしゃいました。このルートで来られる人たちに見られる傾向は、サイエンスレベルが高い。論理的思考能力が高い。知識が新しく豊富。いいことだらけです。でも欠点はプレゼンが分かりにくい

新卒採用で入社してくる人たちは、総合力評価でプレゼン能力も面接で見られて入ってきますので、それなりにプレゼンできます。ポスドクから入社される方々も同様に面接を受けて入ってきているので、フィルターはかかっていますが、長年の大学勤務の影響で非常にプレゼンがわかりにくい人が多いです(一方で抜群に上手い人がいるのもポスドク出身者。プレゼン経験の差でしょうか?ばらつきが大きいです)。

企業への転職を考えておられるポスドクの方々は、「専門外の人たちにも分かるプレゼン」をするにはどうしたらいいのか、考えてみてください。多いのが、ビジーなスライド、研究背景の説明不十分などです。これまで、優秀な専門家集団として仕事をされてきたのですから、「こんなこと常識」と思われるのでしょうが、それが常識でない人たちにどうやって説明するか、を考えてみてください。もし自分のプレゼンを改善したい場合は、私のブログを参考にしていただければ嬉しいです(笑)。

ご質問はお気軽にkenyoshida36@gmail.comまで。

最新記事

すべて表示

プレゼンで緊張しすぎる人へ

私は昔プレゼンでみんなの前に立つと、緊張してしまい、上手いプレゼンができませんでした。でも何回もプレゼンを経験する中であることに気づきました。 みんな自分のことなんて見てない。。。 研究のプレゼンではスライドに研究結果が提示されるので、みんなスライドを見ながら発表者の話を聞...

研究者の癖

未だに解決の糸口が見えない豊洲新市場の移設問題。いろいろ突っ込みたいことはあるのですが、研究者の癖から一点だけ言いたいことが。 豊洲の地下空間から基準値以上の〇〇が検出! とかニュース番組は騒いでますが、 コントロールって取ってるんでしょうか?...

苦手だったプレゼンを克服した方法

大学生、大学院生の頃、私はプレゼンに苦手意識があり、周りのみんなに比べても明らかにプレゼンが下手でした。その頃の私は ・毎回セリフ原稿を用意して、発表中それを読んでいた ・文字ばかり書いたスライドを作っていた ・がちがちに緊張していた...

bottom of page