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自分をさらけ出す面接


就活でも人付き合いでもそうですが、

自分自身をさらけ出せる人って好印象をもたれやすい

です。自分の周りを見てみて、そして考えてみれば当たり前で、自分をひた隠す人は相手から見て、どう対応したら良いのか分からないです。おそらく、日本の新卒採用面接って

自分をひた隠しにする就活生 vs それをあばこうとする面接官

という構図になっていて、面接の大半の時間はそのバトルに費やされている気がします。だから、最初からそんな努力しなくていい人に面接官が好印象を持つのは当たり前です。でも面接される側からしてみれば、

素の自分だしたら、採用してくれないんでしょ!

って思いますよね。もちろん、人は誰しも人から好かれない部分を持っているのでそれを見せるのは良くないです。でも面接官があばこうと努力すると、そういう部分まであばこうとなってしまうんです。だからこそ、

こちらが見せる部分を選択して自分をさらけ出す

という方が、圧倒的にこちらに有利になります。面接官が言葉巧みにあばこうとし、邪推している本当のあなたは、多くの場合、面接官の勘違いですから、これでは不利なだけでなく、誤解を生んでいます。ではどうしたらいいか。

自分の興味を具体的に話す

というのが一番でしょう。もちろん趣味の話でもいいですが、例えばプレゼンで、

どうしてこの研究をあなたは面白いと思っているのか?

というところに重点をおいて話をすれば、そこにあなたのカラーがでます。この時、できるだけ個性的な、一般的ではない意見がいいです。なぜ自分がそこに興味を持ったのかを端的に表現できる個人的な人生エピソードなんかがあると、ますますあなたがどういう人かを推測できますから、ベターです。面接官の口元がふっと緩んでしまうくらいのエピソードを思いつければベストですね。

体裁の整ったプレゼンを作ることに時間をかけるより、こういうことに時間をかけて、どんな風に自分をさらけ出そうか考えた方が、実は時間効率は相当高いと思います。

ご質問はお気軽にkenyoshida36@gmail.comまで。

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