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質疑応答は最難関


プレゼンの最後にほぼ必ずあるのは質疑応答です。質疑応答での議論の活発度から聴衆の理解度や反応がわかるのでとっても有用ですが、

質疑応答は最難関

です。プレゼンはあなたが準備したことをしゃべればいいですが、質疑応答は相手次第だからです。プレゼン経験が少ない人は、想定問答を作っておいた方がいいでしょう。

基本的には質疑応答は

正直

が一番です。知らないことは知らない。厳しいところを突かれたら、そこは弱点だと認める。などの対応で問題ありません。ただ、「知りません」とだけ言うよりは、「〇〇ということは報告がありますが、ご質問の件については分かりません」などの質問に近い情報を付加する、研究のウィークポイントを突かれた場合は、「そこはウィークポイントですが、今後〇〇という実験を行うことで明らかにしていきたいと思います」などと応えれば相手の印象は良くなると思います。教えてもらったことや指摘されたことには「ありがとうございます」とお礼を言いましょう。

質疑応答に強くなる一番の方法は

常日頃から自分の研究について深く考えること

以外にはありません。自身の研究に一番自分が厳しい目で見ることは、研究者として必須です。自分の研究について常に深く考えていれば、聴衆の質問の多くは想定内でしょう。

質疑応答は「常日頃の自分が出る所」ですね。おそろしい。。。

ご質問はお気軽にkenyoshida36@gmail.comまで。

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