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個性のあるプレゼンにする簡単な方法


前回、「あなたの個性を光らせる」の記事で書いた個性の出し方は、少しハードルが高い人もいるかもしれないと思いました。そこで今日は、個性のあるプレゼンにする簡単な方法について書きます。あらかじめお断りしますが、簡単な方法なので前回のブログに書いた方法ほどの効果はありません。でも、今の皆さんのプレゼンに少し手を加えるだけなので、ぜひ試してみてください。

その方法とは

自分が最も伝えたいメッセージを強調する

です。「なーんだ」とがっかりされたかもしれませんが、意外にもこれができていない人が多いんです。例えば、スライドで文字を赤字にしたりフォントを大きくしたりして、本人にとっては強調しているつもりでも、聴衆にとってはそれは普通にあることで、強調していることに気づいていません(←この赤字だってきっと覚えてくれないでしょ?)

ではどうやって強調したらいいのか?方法はいろいろありますが、簡単な方法としては

・何回も言う

・1枚のスライドの中にそのメッセージしか書かない

・印象に残るようなメッセージにする(例えば「幼少期に心拍数が低い子どもは凶悪犯罪を起こしやすい」など)

のような方法があります。上に2つは今すぐにでもできます。

ところで、なぜこれが「個性を出せる方法」なのか?

まず強調することで、聴衆にメッセージが残る。そして強調するポイントとして何を選ぶかには個性がでる。というのが理由です。

個性のあるプレゼンにする簡単な方法、一度試してみてもらえませんか?

ご質問はお気軽にkenyoshida36@gmail.comまで。

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