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Decibel Therapeutics (Boston, MA, USA) ー元製薬研究員ケンのバイオベンチャー探索(第3回)ー
世界で3億人以上の患者さんがいる難聴に対して、聴覚機能の再生という挑戦的な治療法で挑むバイオベンチャー。最近グーグルのベンチャーファンドから出資を受けたことが話題に。 ホームページ:https://decibeltx.com/ パイプライン: 臨床入りしている製品はない...
2017年7月23日読了時間: 2分
Kite Pharma (Santa Monica, CA, USA) ー元製薬研究員ケンのバイオベンチャー探索(第2回)ー
血液がんのイノベーションになる可能性が高いCAR-T療法(キメラ抗原受容体を発現するT細胞を用いた免疫細胞療法)で注目のバイオベンチャー。世界初のCAR-T承認はノバルティスに取られそうだが、それに続くFDA承認となるか。日本における臨床開発に関しては第一三共と提携。...
2017年7月17日読了時間: 3分
Asterias Biotherapeutics (Fremont, CA, USA) ー元製薬研究員ケンのバイオベンチャー探索(第1回)ー
脊髄損傷を適応とした細胞治療でPhase 1/2aまで行っている再生医療の先駆的ベンチャー。ガン免疫分野(ワクチン)にも取り組む。BioTimeの子会社。 会社ホームページ:http://asteriasbiotherapeutics.com/index.php...
2017年7月9日読了時間: 2分
創薬に興味がある方々へ
私はもっとたくさんの優秀な人たちに創薬に携わってもらって、日本の創薬を盛り上げていければ嬉しいと思い活動しています。日本は世界の中でも科学レベルが高いので、たくさんの優秀な科学者がいますが、その多くは大学や独立法人の研究所にいて、製薬会社には少ないのが実情です。どうしてそう...
2017年3月11日読了時間: 3分
希少疾患の薬を作る
薬を作る仕事をしている人なら誰しも憧れる 治療薬がない疾患の薬を作る こと。もちろん簡単なことじゃないです。でも憧れます。最近FDA(アメリカの新薬承認機関)からスピード承認を受けて話題になった SPINRAZA(一般名ヌシネルセン)...
2017年2月1日読了時間: 3分
分子標的薬が主流な理由
創薬の現在の主流は分子標的薬。これは低分子であっても一種類の分子にしか作用しない化合物を作るということです。例えば、EGFR阻害剤ならそれ以外のファミリー分子(ErbB2、ErbB3、ErbB4)にさえ作用しない化合物にする。そしてさらに、その化合物に+αで何らかの作用が乗...
2017年1月14日読了時間: 2分
実験動物とヒトの違いを意識する(スタチンのケーススタディ)
内資系製薬企業のS社が高脂血症治療薬を作っていた頃、青カビから単離した物質がHMG CoA還元酵素を拮抗阻害することを見つけました。しかし、その後の実験でこの物質が、ラットの血中コレステロールを下げる効果を持たないことが分かり、「これはおかしい」ということで開発が中断されて...
2017年1月11日読了時間: 3分
人工知能の創薬への応用
人工知能技術が大きく進歩してきているみたいですね。囲碁では人工知能AlphaGoが世界トップクラスの棋士に勝ちました。医療の世界でもIBMのWatsonが、最適な治療法を見つけ出し、医師に提案して患者さんの命を救ったというニュースがありました。これらのニュースで驚くのは、...
2017年1月8日読了時間: 3分
苦手だったプレゼンを克服した方法
大学生、大学院生の頃、私はプレゼンに苦手意識があり、周りのみんなに比べても明らかにプレゼンが下手でした。その頃の私は ・毎回セリフ原稿を用意して、発表中それを読んでいた ・文字ばかり書いたスライドを作っていた ・がちがちに緊張していた...
2016年12月9日読了時間: 2分
将来は英語よりプレゼンの勉強が重要?
2016年9月14日の産経新聞に、元東大教授で現学習院大学教授の伊藤元重先生の記事が掲載されていました。 自動通訳できれば英語よりプレゼン能力? AIによる社会変革に心構えを 学習院大学教授・伊藤元重(産経新聞) この記事の中では、「10年以内に機械翻訳が実用化されれば、英...
2016年10月16日読了時間: 2分
プレゼン技術は簡単に上達できる
プレゼンは技術だ!だから磨けば誰でもうまくなる! 実際私がそうでした(まだまだ修行中ですが(^^;))。大学生の頃はプレゼンのたびに失敗して恥をかき、毎回「やりたくないなー」なんて思いながらプレゼンしていました。緊張してがちがちだし、頭真っ白になって何を話していいか分からな...
2016年9月7日読了時間: 1分
初めに(研究のプレゼンにおいて最も大事なこと)
研究領域はどんどん広がり、それぞれの研究分野はどんどん深くなっていき、情報がどんどん増え、専門分野以外のことをフォローするのは難しい時代になっています。所属学会と自分の研究室以外ではあなたの研究分野を理解している人に出会う方が難しいくらいです。だからこそ、研究のプレゼンでは...
2016年8月13日読了時間: 2分
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