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将来は英語よりプレゼンの勉強が重要?


2016年9月14日の産経新聞に、元東大教授で現学習院大学教授の伊藤元重先生の記事が掲載されていました。

この記事の中では、「10年以内に機械翻訳が実用化されれば、英語学習は必要なくなり、それよりもプレゼンやコミュニケーション力が必要となってくるだろう」というお話でした。個人的には「これからは英会話を勉強するよりは、機械が翻訳しやすい日本語を話す練習をした方が早いのでは」という冗談を学生に話されているというエピソードも印象的でした。

最近の人工知能技術の発達は本当にすごいですね。自動運転や自動翻訳が実用化されたら本当に世界は大きく変わりそうです。でもやっぱり人と人(とコンピューター)が協力すれば、大きな仕事ができるということは不変なのではと思います。

上記の伊藤先生が学生に話されている冗談にもあるように、人とコンピューターが協力するためには、機械とコミュニケーションをとれるようにする能力が必要になるかもしれません。人と人が協力するためには、お互いの意思疎通できる力、コミュニケーション力が重要です。このコミュニケーション力、数人の間であれば日常会話による伝達能力が重要ですが、10人以上になってくると

プレゼン力

ということになると思います。人と人が協力すれば大きなことが成し遂げられる限り、人工知能技術が発達しても、この力は常に必要とされると思います。皆さんも一緒にプレゼン技術を学びましょう!(プレゼンできる人工知能が開発されたら・・・・汗)

ご質問はお気軽にkenyoshida36@gmail.comまで。

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