研究領域はどんどん広がり、それぞれの研究分野はどんどん深くなっていき、情報がどんどん増え、専門分野以外のことをフォローするのは難しい時代になっています。所属学会と自分の研究室以外ではあなたの研究分野を理解している人に出会う方が難しいくらいです。だからこそ、研究のプレゼンでは「分かりやすいこと」が一番重要です。
例えば、就職活動の面接。面接官は研究者とは限りません。たとえ研究者だったとしても、専門分野が違えば、あなたの研究分野のことは全く知らないかもしれません(というかそんなシチュエーションが普通です)。そんな面接官があなたの研究プレゼンが全く理解できなかったとしたら、採用してもらえる可能性は著しく下がるでしょう。
例をもう一つ。私が以前働いていた製薬会社では、探索(生物)・薬理・化学・薬物動態・毒性・製剤だけではなく、臨床開発・薬事・知財など非常に幅広い分野の人と一緒に仕事をする機会がありました。研究分野が全く違ったり、そもそも研究者以外の人に自分の研究を理解してもらうのは大変でした。しかし、自分たちの仕事を協力して前に進めるためには、それらの専門が違う人たちにも自分たちの研究内容を理解してもらう必要があります。
では、どのようにしたら「分かりやすいプレゼン」ができるのか?今後、当ブログで分かりやすいプレゼンのためのプレゼンノウハウをご紹介していきたいと思います。よろしくお願いします。
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