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ReNeuron (Bridgend, UK)  ー元製薬研究員ケンのバイオベンチャー探索(第30回)ー


神経幹細胞などの細胞移植治療で先行するバイオベンチャー。エクソソーム治療にも着手。

ホームページ:http://www.reneuron.com/

パイプライン:

CTX cell line

他家のヒト神経幹細胞の脳内移植治療。1回投与。

開発中の適応症

・Phase 2

脳梗塞(慢性期、発症後2から3ヶ月)

・Phase 1

hRPC line

他家のヒト網膜前駆細胞の網膜下移植治療。1回投与。

開発中の適応症

・Phase 1/2

最近のニュース:

Phase 1結果の報告記事。CTX cell lineの脳梗塞患者への細胞移植によって有害事象はなく、3ヶ月で効果が見られる。

CTX cell lineの脳梗塞患者への細胞移植に寄って運動機能に関する様々な指標で改善が見られる。

コメント:

・hRPC lineの細胞を増やすために社内独自の低酸素培養法を開発している。

・CTX cell lineが細胞外に放出するエクソソームを単離し、治療に用いることを目指している。現在は未だ非臨床研究段階だが、in vitroの非臨床疾患モデルで効果が見られている。in vivoの非臨床疾患モデルでも創傷治療やグリオーマ、眼疾患などへの効果が示されている。

・神経幹細胞を脳内に移植するCTX cell lineの治験では、移植された神経幹細胞が分化して神経細胞になって神経回路網に組み込まれることで治療効果が出ていることが期待されるベストシナリオだが、通常は移植された神経幹細胞は長期的には定着せず、短期的な栄養因子・増殖因子の供給役となったことによる既存の脳内細胞の賦活化による治療効果であるケースが多い。今回の場合はどちらだろうか。

キーワード:

・神経幹細胞

・細胞治療

・脳梗塞

・網膜色素変性症

免責事項:

正確な情報提供を心がけていますが、本内容に基づいた如何なるアクションに対しても元製薬研究員ケンは責任をとれません。よろしくお願いします。

 

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