製薬業界では2000年以降、20〇〇年問題というのが常に言われ続けています。いわゆるブロックバスター(有り体に言えば、看板商品)の特許切れ問題です。この業界の世界一位の会社でさえ新薬を出すのに四苦八苦して買収企業化している状態です。そこで今の製薬企業の研究で行われていることが
最先端技術をすばやく導入する
ということです。簡単に言えば流行に乗るってことです。
今の医薬品研究分野の流行は
・iPS細胞、再生(すでに行き渡った?)
・がん免疫
・エクソソーム
・non-coding RNA
・CRISPR/Cas9
・人工知能/機械学習
・structure-based drug discovery(蛋白の立体構造からのドラッグデザイン技術)
などでしょうか。3D培養とかも好きな人がいますね。。。ちょっと前までは抗体医薬品が大流行していました(もちろん今も大事ですが)。核酸医薬品は今どうなんだろう。。。
勉強不足でいまいち分かってませんが、とにかく薬を出すのに困っている製薬業界では見込みのありそうな最先端技術の導入に躍起です。
就活生の人たちは、これらの流行分野に関わっているなら、それを全面押ししていけば、その分野に興味を持っている会社の面接官の食いつきは確実に良くなるでしょう(必死ですから)。引く手あまたになることも多々あります。
就活でなくても、
流行しているワードを全面に出したプレゼン
をすれば、聴衆の興味を引くことができます。何か本質からズレている感じはありますが、人の興味ってそんなもんです。参考になれば幸いです。
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