人間の脳は2つや3つのことを並列して処理できる、すぐれた能力を持っています。でも、実際の所、この並列処理は
どちらの仕事も不完全
になります。だから、「歩きスマホ」や「ながら運転」は危険です。
プレゼンを聞いている聴衆はよくメモをとったり、考えたりします。そうしている時、あなたの話を聞き漏らす可能性があります。ですので、
聴衆はしゃべったこと全てを漏らさず聞いてくれている訳ではない
ことを念頭に置きましょう。大事なポイントはスライドに書くことで、聞き漏らしても気づいてくれます。ゆっくりしゃべれば、聞き漏らしが減ります。よくあるのが、そんなに一般的ではない略称です。iPS細胞くらい有名ならiPSでいいですが、専門的な略称は聴衆全員が知っているとは限りません。略称で呼ぶのを断ってから話しても、その瞬間を聞き逃した人は、その後すべての話がちんぷんかんぷんになります。スライドだけは正式名称を書くとか、折に置いて正式名称&略称の両方で呼ぶなどの対応をすると親切ですね。
プレゼンを聞いている時の聴衆は意外と忙しい
そう認識して、聴衆にフレンドリーなプレゼンを心がけたいですね。
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