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スライド≠発表原稿


プレゼンで思ったより多くの人がやっているけど、やめた方がいいことの一つが、

スライドの発表原稿化

です。しゃべる内容がそのまま書いてあるので、発表する方は緊張で頭が真っ白になろうが読めばいいだけ。これで安心してプレゼンに望めるぞ!という感じなのかもしれませんが、聞く方は朗読を聞かされている気分です。さらに、スライド中の読み上げている部分をポインターで追っかけて見せてもらうと、カラオケに来ている気分になれます。

スライドはあなたの言いたいことを強調するためにあります。聴衆に直感的にわかるようにイラストや写真を見せたり、実験結果の写真やグラフなど口では説明できないことを見せるためにあります。

プレゼンのお手本スティーブ・ジョブズは

the world's thinnest notebook

とだけスライドに書き、あとは自分のトークだけで新発売のMacbook Airを紹介したそうです。

大事なフレーズだけをスライドに書き、そのフレーズに関わることを自身の言葉で話ができれば、聴衆はスライドを読むことなく、あなたの話を聞きますし、その短いフレーズは記憶に残りやすくなります。

研究のプレゼンではそこまでの演出はしなくてもいいかもしれませんが、少なくともカラオケ発表だけはやめましょうね。

ご質問はお気軽にkenyoshida36@gmail.comまでお気軽に。


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