バイオベンチャー探索の番外編としてエンジェル投資家グループAngel Bridgeを紹介。
ホームページ:http://www.angelbridge.jp/
パイプライン(投資先一部抜粋):
iPS細胞による心筋再生医療の実用化を目指すバイオベンチャー。Angel Bridgeと慶応大医学部福田恵一教授との共同設立。以下Heartseed社のホームページより抜粋転載
「ヒトiPS細胞を用いて心室筋を分化誘導し、超高純度に精製した心筋細胞を製造すると共に、これを球状の微小組織(心筋球と命名、約1000個の心筋の塊)を作製し、心筋梗塞等の虚血性心疾患や拡張型心筋症の患者さんの心臓に直接に移植する治療法を開発している」
・BIOS
人工透析治療に代わる治療法、腎臓再生医療の実現を目指すバイオベンチャー。慈恵医大・東大・明治大・慶應大の教授陣の研究成果に基づく技術の事業化を目指す。以下BIOS社のホームページより抜粋転載。
「これまで最大の課題であった新生腎臓と尿路系の接続を、腎と尿路系の発生原基であるクロアカ移植片を移植し、本来の尿路系とつなぐことで乗り越えることに成功。今後、ヒト幹細胞からヒトのクロアカ移植片を作出し、腎不全で苦しむ患者に応用すべく、研究を一層加速」
・バイオ領域以外にもIoT、新素材、IT、アパレルや地方創生企業など様々な会社へ投資。
最近のニュース:
BIOS社の成果
コメント:
・資金を投資するだけでなく、ベンチャー設立ノウハウを持たないが高い技術を持つ研究者と、共同でバイオベンチャーを設立し、経営面を包括支援するエンジェル投資家グループとして注目。
・最先端技術を持つバイオベンチャーを設立・投資。独自性に優れた成果・技術を持つ研究者に着目している。
キーワード:
・エンジェル投資家グループ
・バイオベンチャー共同設立
免責事項:
正確な情報提供を心がけていますが、本内容に基づいた如何なるアクションに対しても元製薬研究員ケンは責任をとれません。よろしくお願いします。