製薬会社でいろいろ勉強してきた中で気づいたことの一つに、
睡眠の重要性
があります。「一に睡眠、二にストナ」という風邪薬のCMがあるように、風邪を治すには睡眠が一番効果的なことはよく知られています。高熱が出るということは免疫反応が起こって体が戦っているということですから、睡眠をとれば体に備わった自然治癒力で治せる訳です。ただ、自然治癒力といえば、ウイルスや細菌の感染症に対してだけだと一般的には思われているかもしれませんが、そうではないと思います。
精神的な病気も、軽度の場合睡眠で改善できる可能性があります。
これはコンセンサスが取れている訳ではないかもしれませんが、精神科の先生方から伺った話や、自身の勉強や体験の中からそう思っています。人は疲れると弱気になりますし、ネガティブな思考に陥りがちです。睡眠によって、そういう思考回路に陥っている状態から抜け出すことができます。
精神的に落ち込んだり、嫌なことがあって、それを考え続けてしまい、忘れられなくなったりした時に眠れなくなることがありますよね。そして、眠れない状態が続くと、精神的な状態は悪化することが多いです。実際私も眠れないで考え続けると、弱気になり、思考回路が悪い方向に向かってしまいます。こういう時に睡眠は有効です。
いくら睡眠が有効って言われても、眠れないっていってるだろ!
と思われるかもしれませんが、そういう時には思いっきり疲れるような運動をするのが一番ですが、もし無理なら睡眠薬を飲むのも一つの手だと思います。薬を使ってでも睡眠をとることは大事です(でも睡眠薬を常用することはあまりおすすめしません、自然に眠れる生活サイクルに戻すように努めてください)。
統合失調症やうつのような精神疾患でも睡眠は重要だと考えられています。こういう精神疾患になった時も、眠れないことが多いそうで、睡眠薬が処方されます。睡眠によって病状が改善することがあるからです。
睡眠は精神的な自然治癒力を促すこともできる
んですね。睡眠の素晴らしいところは
副作用がない
ことです(睡眠薬を使わない場合)。人間の自然治癒能力って素晴らしいですね。
参考になれば幸いです。ご質問はお気軽にkenyoshida36@gmail.comまで。